第10話 バレンタインの奇跡

2019年9月13日

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Pink Cupidへの登録は無料で、自分の写真を載せ、ある程度プロフィールを(みんな英語で書いていたので、英語で書くことにした)書き終わったところで、自分のプロフィールをサイトにアップロードしてみることにした。

すると、同じようにサイトに登録した女の子のプロフィールが20個ほど1つのページに表示された。

パッと見て気になった女の子のプロフィールをクリック。

ドキドキドキドキ、、、

computer_girl

名前はアリス。

アメリカから来た25歳の女の子。日本では英語教師をしているとのこと。
趣味は旅行、スポーツ、映画、食べ歩き、日本語の勉強。

とここまではごくある普通のプロフィール。

最後に、一番好きな映画が書かれていた。

『Dirty Dancing』

!!!

それ、私の一番好きな映画!!!

頭の中ではtime of my life〜 の曲が流れながら、一緒にDirty Dancingをソファーで見ている姿が浮かぶ。

もうその時点で他の人のプロフィールなど、どうでもよくなり、どんどん妄想が膨らみ始めていた。

アリスのプロフィールの写真は風景画だったので雰囲気はわからずも、身長と体重が載っていて、自分と同じぐらいの背格好だった。

とりあえず勇気を振り絞ってメッセージを送ることに。

(メッセージのやりとりは有料会員のみだったが、この日はバレンタインの特別企画で無料でメッセージができた。ラッキー!、、なのかそんな日にデートサイトを見てる自分は虚しいのかw)

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『はじめまして
Dirty Dancing好きなんだね!私も!
そういえば今日はバレンタインだけど、私は特に何も予定なしw
アリスはいいバレンタインを過ごしてるといいね!』

というような簡単な内容のメッセージを英語で送ってみた。

すると、1時間も経たないうちにアリスから返信がきた!

『メッセージありがとう!
Dirty Dancingは何度見たかわからないぐらい!
私も今日は特に予定無いよ。
いきなりだけど、もしよかったら今日デートに行かない?』

え???

え?????

あまりにも唐突で、表現もストレート過ぎて、拍子抜けした。

何が起こったかよくわからず、何度もメッセージを読み返した。

繰り返し読んだ後、事の重大さに改めて気づき、緊張がまた舞い戻って来る。

 

confused_message

デート。。

気持ちが追いつかないものの、緊張が少し治まったところで、デートに行くという返信をし、Lineを交換して会う場所と時間を決めた。

あまりにも話がうまく進み過ぎて、アリスという人が本物なのか、騙されているのか、半信半疑の中それでも好奇心の方が勝り、行ってみることにした。

アリスの顔がわからないのでお互いの服の特徴を伝え合い、アリスは『白人だからすぐ見つけられると思う』と言った。

19時に、待ち合わせの新宿アルタ前に向かった。

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